【The devil strikes again_Rage】再びあいつがやって来る!

RAGE

誰もが忙しい日々を生き抜くために、必要な力がある

人生って、なんでこんなに忙しいんでしょう?

仕事に追われて、納期に追われて、やることたくさん盛り沢山な毎日。忙しい。

やっとたどり着いた休日。体を休めなきゃ生きて行けないけれど、炊事選択掃除にご飯…忙しい。

遂に来ました大型連休!あれもしたいこれもしたい、帰省に家族サービスに…忙しい。

長年続けた仕事を退職。次へ向けた準備に計画したトレーニングに…やっぱり忙しいんかい!

大いに私情を挟んでしまいましたが、「なぜか解らないけれど、なんだかんだでいつも忙しい」という点については、現代を生きる皆様ならば解ってもらえるばず。

ぼやいたって目の前の雑務は消えはしないのでね。やるべきことがある、やりたいことがある、という現状は、望ましいものでもある…ということにしましょう。

とはいえ、この目の前に詰まれたto doリストに打ち勝っていかなければならないのですよ。この現実からは逃れることは出来ない。

この忙しさに勝つには、パワーが!パワーが必要だ!そうは思うわんかね?

ジャーマンメタルの大ベテラン、Rageが送るThe devil strikes again。こいつを聴けばテンションUp、食欲増進明朗会計。日々の能率Upは間違い無し。

長い活動を経ても今尚衰えを見せない、底知れぬパワーをあなたに。

『サイコーにイカしたあいつら』がStrikes Againだ!

このThe devil strikes againは、自分の中で勝手な文脈があるんですよ。

Rageと言えば、言わずと知れたジャーマンメタルの雄。パワーに溢れた正統派のメタルバンドであった。もうその活動歴は数十年。当然メンバーの変遷もあり、そのスタイルも様々な変化がありました。

自分が最も好きだったのは、みんな大好きサウンドチェイサーを演っていた頃の時期。ユニティやサウンドチェイサー辺りのバランスは本当に好きだった。パワーとテクの絶妙なブレンド具合。

しかしこの編成が進むと、個人的にはすこーし好みの路線から外れて行くんです。

練りに練られた技巧。

たっぷりと取り入れられるオーケストラ。

アルバムの半分くらいを占める組曲のようなプログレ展開。

かつてのようなパワーメタルを求めていた自分としてはやや残念な方向性。まぁそんなことはよくある話で、自分の好みとバンドの方向性なんて違って当然。一致する方が稀。好みと路線が奇跡的に一致する方が得難き幸せ、ってなものなんですけどね。

そんな中へメンバー編成変更の話が挙がり、発表されたのがこのThe devil strikes againというわけ。

MVがあるのでご覧になっていただきたい。

このイントロ、どうよ?プログレ感なんて一切無し。圧倒的な力で真正面から叩きつけるような、どこかスラッシュ味さえ感じる迫力。

彼こそがRAGEだ!と言えるベース&ヴォーカルのピーヴィの巨大な佇まいと、野太い声。彼が放つ楽曲は、爆裂しながら疾走する轟音と、唄いたくなるような良質なメロディのサビ。

訪れる幕間では一旦ペースを落としつつ、力強さはそのままに。ここでは疾走というよりもしっかりと聴かせるギターソロ。そして再び訪れる爆音。

これなんです!自分が大好きだったRageは、こんなRageなんですよ!アルバム購入に先立ってYouTubeを見た自分。嬉しくて嬉しくて、もう笑うしかなかったのを覚えています。

こんな展開で、発表されたこの曲のタイトルが、『The devil strikes again』。

あいつらが!あの悪魔達が!もう一発すげぇのをくらわせに帰って来るぞ!

この曲だけじゃあ終わらないぜ!

こんな熱い展開ないでしょう?

でね?このアルバムで次に続く曲が、こちらもMVが用意されている至高の楽曲なんですが、そのタイトルは、『My way』。

一時は姿が見えなくなりそうだった、自分にとっての最強のヒーローが、「これこそが俺の道だ」と宣言しながら帰って来る。

何だよこの展開。ジャンプか。最高か。萌え死ぬぞ。

【RAGEについての記事はこちら】

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