【拙者忍者、猫忍者。-真天地開闢集団-ジグザグ】にゃんこ先生は世界を救う…かも知れない

ジグザグ

辛い時に癒しと力をくれるもの、それは…

ゴールデンウィーク最終日。こんなにも、世の人々に影を落とす言葉があるでしょうか。

サービス業等々で、今日で一区切りという方々、本当にお疲れ様でした。皆さんのお力によって、私を含めた多くの人々が幸せを頂いております。

そして、今日を持って幸せな時間と一旦のお別れを告げるという方々、辛いよねぇ、苦しいよねぇ。ゴールデンウィークとか夏休みとか、なんで終わってしまうんでしょうね。

陰キャでマイナス思考をこじらせて数十年生きて来た私は、子供の時分からこういう楽しい時間の終わりから「人生もいつか終わる」ことを連想して、勝手に悶絶しておりました。

けれど時間は巻き戻りはしない。現実には抗えない。

終わるものはしょうがない。我々は、とにかく強制的に明日を迎えていく。

ならばせめて、力が欲しい。日々を生き抜く力。苦しい日々を、世界を救ってくれるような力。

それは、愛でも希望でもキズナでもない。

そう、世界を救うくらいの癒しの力を持つ者は、にゃんこ先生だ。

いや、これ結構真面目にそう思う時あるんですよ。世界中で様々な文化や思想がぶつかり合う今日この頃だけれども、きっと可愛い猫はどこに行っても可愛いわけで。可愛い猫をモフモフしながら喧嘩出来る人は居るだろうか?可愛い猫をモフモフしながら戦争が出来るだろうか?

ジグザクがお送りする拙者忍者、猫忍者。もちろん、楽曲としてもパワーをくれる素晴らしい仕上がりでありながらもこの破壊力抜群のMVを見て、来たる明日へ備えましょう。

とにかく、ジグザクは楽曲が秀逸そのもの

冒頭から現れるにゃんこ。可愛いねぇ。たまらないねぇ。けれどもまずは、楽曲を楽しんで行きましょう。にゃんこ先生は後のお楽しみ。

MVで流しながら聴くだけでまず解る、軽快でとても楽しい音楽。しかし、わーい楽しい音楽だなー、で終わらないところがこのジグザク。どうでしょう?その音にしっかりと耳を傾けていただきたい。めっさクールでカッコ良いよね?

まずはベースとリズム感のグルーブよ。目新しい飛び道具というよりは、堅実で骨太なベースライン。こいつをこの曲に持ってくるという時点で恐ろしい。猫忍者!とか言いながら猫を愛でるような楽曲ですよ?そこにこのアッパーなリズムを持ってくるかね…実に良き。

楽曲として決して平坦にならない、緩急を織り交ぜた展開の旨味もバッチリ。疾走感たっぷりで「拙者、忍者~♬」の部分の節をリフのように大切に織りなす形はロックそのもの。

そして、口数と音数が多めで少しラップみのある歌だなぁ~と思っていたところに本当にぶち込まれてくるラップパート。

これ、さらっとやって魅せてくれておりますが、適当に出せるクオリティではないですよね。

本当に「歌うこと」に関してはめちゃくちゃ多才で、なんでも出来てしまうのではないか?と思ってしまうのがこの命様。毎回同じことで申し訳ないですが、クリーンヴォイス~デスヴォイス、スタイリッシュ~パワフルまで、なんでも歌える上にラップまで!?

そしてこのラップパートも音としてしっかりと楽しく、聴いていて爽快で、楽曲全体の構成の中でも「凸」でも「凹」でもなく、ぴっちりとハマるこの感じ。

難しいことは考えず、とにかく聴いて楽しく、口ずさんで楽しく、幸せな時間を提供してくれる楽曲となっております。

個人的には「どんなもんだいこれがにんじゃのちから」の部分の流れるような語感が中毒性抜群でしてね。この曲を流すとこのフレーズだけは口ずさみたくなるのです。

さぁさぁ、にゃんこ先生と影丸のお時間ですよ

ではね、そういうことで。にゃんこ先生を見て行きましょうよ。

もうさ、子猫がにゃ~んと鳴きながらこっちへ向かってくる映像なんて、もう反則でしょ。これで癒されないやつなんておるん?終始惜しみなく、バンバン映されて行くにゃんこの皆様。もう、癒ししかない。平和しかない世界。

そして、バンドメンバー全員が猫と戯れている映像。これよ、これですよ。

皆さん、誰にでも「推し」は居るでしょう?好きな俳優さん、タレントさん、アーティスト、スポーツ選手かもしれないし、身近な誰かかもしれない。二次元の世界の住人かもしれません。とにかく、推しという存在は大事ですよね。

そんな推しが、猫と戯れている映像。これ、ご褒美以外の何だって言うんですか!

猫と並んでのいる姿。

足元に猫がすり寄ってくる姿。

猫を撫でている姿。

猫に囲まれている姿。

猫におもちゃを差し出して、遊んでいる姿。

争いなんて、戦争なんて知りませんよ。仕事?そんなのあとあと。ゴールデンウィーク?そんな概念は知りません。にゃんこと、推しと、戯れていればそれで良いのです。それが幸せ。それが平和。

この世から悲しみをなくし、全ての苦しみを捨て、悟りの境地に至る。そんな方法があるとするならば、そのヒントがこのMVに隠されているような気がしてならないのです。

みんなで3:08の影丸のような境地に至りましょう。さすれば世界は平和に包まれます。

【ジグザグの記事はこちら】

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