Zero_浜田麻里 ラストの歌声の凄まじさに腰を抜かすがいい!

浜田麻里

浜田麻里とはHR/HMをぶちかますアーティストです

浜田麻里。活動歴も非常に長いですし、ご存知の方はたくさんいらっしゃるでしょう。そして、その音楽性については、人によって様々な印象をお持ちではないだろうか。

時にはPOPな歌を唄っていたことも有ったし、その容姿も相まって、比較的初期の頃に彼女の音楽に触れていた方であれば、POPSやアイドルのようなアーティスト、とらえている方も居らっしゃるかも知れませんね。

HR/HM界隈に長く身を置く私にとって、今現在の浜田麻里というアーティストは、

ゴリゴリのメタルを人智を超えた化け物のような歌唱力で歌い上げる超人。

というチート的な存在である、と認識しております。

そんな浜田麻里の超絶な歌声を味わうことが出来るのが、このZero。一見「メタル」という雰囲気はあまり纏っていないこの曲ではありますが、そのラストの展開は正に驚愕。

初めて聴いた時、え?なに?ナニコレ…?何なの?って、笑うしかない状態になりましたもん。

衰えるどころか今尚進化を続ける、反則級の歌声

女性の年齢についてあれこれ言うのは野暮というものですが…現在控える新譜の発売やライブツアーは活動40周年を祝したものでもあります。活動40周年ですよ?そのご年齢も推して知るべし、ということであります。

運動神経と同じように、歌唱能力の中の「力強さ」や「声量」のようなものって、やはり年齢と共に衰えることが避けられないと思うんですよ。

もちろん、演歌や歌謡の大御所だったり。これにあてはまらない方だっていらっしゃいますよ。持って生まれたものであったり、とにかく歌い続け、研鑽を積み重ねた努力の賜物というケースはあるでしょう。けれど、自然の摂理として、生物として、原理原則として、段々と衰えていくというのは仕方がない…ですよね。

けれど、浜田麻里という方については…年々増していませんか?声量。

時々、「うわー、このひとかなりの高齢になられたけれど、まだまだ歌声は健在じゃないか!」と驚くこと、ありますよね?でね違うんです。まだ健在ですね、なんて生易しいもんじゃない。今も尚進化しているというか、新しいアルバムが出る度に、一段ずつギアが上がるかのような感覚。

圧倒的な声量、どこまでも出る高音、活動40周年を迎えるご年齢だなんて…嘘だろう?それくらいパワフルな歌声に、数十年間積み重ねたキャリアと技術が加えられるんだから、脅威というしかない。

そしてこのZeroは、2023年4月17時点では最新のアルバムGraciaに収録。

スローテンポな楽曲なので、雰囲気としてはバラードと言うべきでしょう。ですがね、バラードと呼ぶのを躊躇するくらいの絶大なエネルギーをぶつけられる一曲となっておりますよ。これだからメタルのバラードはやめられない。

とにもかくにも、歌声のエネルギーがえげつないんですわ。浜田麻里というアーティストの歌声のポテンシャルを解りやすく摂取することが出来ます。

何が凄いってね、楽曲の普通の部分と言うかね。クライマックスでもない、丁寧に歌い上げて行く序盤の部分から、と言えば良いでしょうかね。そうした地点から、その一声一声が、しっかりと静かに丁寧に唄われているのに、まるで常に叫んでいるかのようなパンチがある。

ということは、「ここだ!」という盛り上がりの部分がどうなるかというと…

これはもう聴いてください。凄すぎて笑うしかない。

要所要所で盛り上がりの波の大きな楽曲となっておりますから、こと最後に迎えるクライマックスは、それはもう盛大に盛り上がってくれます。

最後の最後に歌われる歌詞、フレーズは「尽きても」なんだけれどもね。歌詞カードがないと絶対に聞き取れないレベルですよ。

これがどういう意味か?どれほどのものか?というのは、聴いてのお楽しみ。

端々から見える「HR/HM」としての存在感

「浜田麻里」の近年の楽曲は、本当にしっかりとメタルしていますよ。爆裂な音像、壮大な展開。どこを取ってもHR/HMと言って良い…のだけれど。コッテリ感や暑苦しさのような要素は省き、その歌声も合わさることで、サラサラした質感を持った独特の仕上がりとなっています。

メタルみを探しに行けばどこまでもメタルなのに、「メタル」というとんこつラーメン的なこってりな雰囲気を上書き出来るほどの歌声と構成の妙、実に巧みな音楽です。

「浜田麻里」という存在の紹介として、シンガーソングライターという言葉が使われることもありますね。恐ろしいのは、セルフプロデュースという形で40年間活動をして来ている中で、古臭さなんて微塵も感じないのです。古臭さどころか、「音楽的な強めの癖」すらもあまり感じない。

それもそのはず。セルフプロデュースの形を取りながらも、世界的な技術者であったり、新進気鋭の若手だったり、確かな実力者とタッグを組むことで、常に新しい風を入れているという隙の無さです。

Liveの布陣も鉄壁ですよ。

バンドメンバーは油の乗りまくった、「技術と経験に溢れるベテラン勢」と「最新のセンスと実力を持った若手」を交えたエリートチーム状態。最近では、神バンドとしても名の知れたBOHさんがベースを務めたりもしましたね。

そして〇周年、みたいな記念的なLiveともなれば、特別なゲストがステージに登場することもしばしば。ではどんな方が来るか?と言えば…

高崎晃とかビリーシーンとか。は?ビリーシーン?嘘だろう?

こんな人たちがゲストで来るという時点で、浜田麻里本人のポテンシャルが解るというもの。HR/HM界の一員でありこと、そしてその存在の大きさが垣間見えますよね。

HR/HMっぽい音楽も多少やらせてもらってます、てへ♪なんて半端なアーティストならば、こんな面々のゲストが登場するわけないですもんね。ガチガチのガチですよ。HR/HMとしても、ね。

【浜田麻里の記事はこちら】

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