2ndアルバムからの新作MVが公開
ザ・リーサルウェポンズ。ご存知の方であればめちゃくちゃご存知、偶然出会うきっかけが無い方にとっては誰それ？かも知れないこの方々。
2023年9月20日(水)に発売予定という2ndアルバムから、新作のMVをお届けしてくれました。
彼らの楽曲はいつも楽しませていただいておりますが、YouTubeのチャンネル登録まではしていなかった私。新作MVの発表からほどなく、すっとおススメに表示してくれたYouTubeの機能にありがたさと若干の恐怖を感じた今日この頃。
ビックデータ、AI、まぁまぁ色々な技術が組み合わさって、こいつはこの新作映像を見るだろう、クリックするだろう？という推測の下に機能しているんでしょう。表示されるサムネの数には限りもあるので、YouTubeはかなりの高精度で私の好みを言い当てているわけです。
もうこの先、「私」という個人の趣味趣向や人間性を一番理解しているのはネットワークである。
という、旧世代の人間には少し哀しいようで、恐いようで、けれども非常に便利な時代になっていくのでしょうねぇ。
こんな機能は一昔前には概念すら存在しなかった、正に「インポッシブル」な現実が訪れている中で公開された新MV「ミッションインポッシブル」。
歌詞の中では「事務所 替え歌 強要」とそのまま歌われているように、そんな経緯で作成されたのでしょうか。誰もが知っている「あの音」を歌にするというインポッシブルなミッション。鬼才アイキッド先生はどう完遂したのか、聴いて見ましょう！
なんかそのまんまなんですが、いいんスか！？
いつもの彼らのスタイルとしては、「あーそのサウンド耳覚えがあるある！」というお馴染みのサウンドを絶妙な塩梅でアレンジし、独自の歌詞を載せてお届けしていくというもの。その他にも、しっかりがっちりオリジナルなサウンドも聴かせてくれますがね。
有名なハリウッド映画の雰囲気、世界的格闘ゲームの雰囲気、といったところが主戦場の彼ら。今回手掛けるのはみんな大好き「ミッションインポッシブル」。
なんだけど…ホントにそのまんまんな感じなのは大丈夫なのか？いや、大丈夫なんだよな。
ちゃんとCDを発売したり、デカいライブをばんばん成功させている彼らですから、何の心配も無用なのでしょう。これが無名のYouTuberとかだったら、色んな権利関係大丈夫なのか？と不安になってしまいますがね。
名作「昇竜拳が出ない」とかも、まぁまぁかなりそのまんまでしたからね。あちらはカプコンと正式コラボしてたりするし、ちゃんとリスペクトもあるし、バッチグーなんでしょう。
じゃあじゃあ、ミッションインポッシブルの音楽をそのまま替え歌っぽくしただけなんじゃないのかい？と思ってしまうところですが、そこもバッチリ大丈夫。アイキッド先生が手掛けたサウンドが心地よくないワケがないのです。
楽曲によってキーボードとギターを持ち替えて登場するアイキッド先生。今作ではギターを携えていることからも解る通り、ギターサウンドが気持ちの良いアレンジに仕上がっておりましてね。合間に挟まれるショートギターソロ的なフレーズはメタルみも有り、実に美味しい仕上がり。
しかしサビ？というかなんというか、これがミッションインポッシブルの音楽だよ、とみんなが認識ている「デッデッ…デーデー♪」という部分にそのまんま「ミッションインポッシーブール♪」という言葉を乗せて来るこの感じ。
さらっとやってるしさらっと聴いてしまったけど…こんなにジャストでハマるんですね。
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