超ド正統派メタルサウンドを喰らえ!
時は2023年4月11日。そう、来たる明日4月12はSEX MACHINEGUNSの、待ちに待った待望のニューアルバム『地獄の暴走列車』が発売されるという、なんともおめでたい日となっております。
最高のメタルの来訪に備え、こちらもそれ相応の体を作って大気しておく必要がありましょう。いわずもがな、SEX MACHINEGUNSに名曲は数知れず。彼らの必殺曲と言えば?と考えれば、星の数ほど出て来てしまうところなのですが、ここは景気の良さや派手さという意味でこの曲をチョイス。
その爆音は、超ド正統派パワーメタルにつき
問答無用説明不要。この音を聴けば、彼らが最強レベルのメタルバンドであることが解っていただけるかと思う。細けぇことは良いんだよ!と言いたくなるような、どこまでも派手で真っすぐな王道ヘヴィメタルを聴いて、来たる明日に備えましょう。
この「ジャパメタ」はワールドクラス
助走と言わんばかりに一発ギュインと歪ませたギターとANCHANGのシャウト一閃。緩急付けたリズムに押し上げられた、開放感あふれるメインとなるリフ。ギター、ベース、ドラムの純粋な音達で構築されたピュアメタルサウンドのミルフィーユ。
開始約40秒のイントロの時点で、激熱確定ワールドクラスのメタルよ!
曲のイントロというのは本当に大事。イントロが良ければイントロだけでも聴きたくなるという物。一時期は「そういう理論を元にサビから始めるんですよ」的なJ-POPが流行りましたが、メタルのイントロというのは時に何よりも旨味に溢れる楽しみ所ですよね。サビだけが聴き所だと思うなよ?と。
2023年時点での最新楽曲では「ジャパメタ」というフレーズを用いた彼ら。このジャパメタの良い文化として、歌を大事なする構図は健在です。
イントロ等の盛り上げるところでは、楽器のサウンドが炸裂する。
歌う所はしっかり歌い、楽器のサウンドはしっかりと刻んで支える。
そしてここぞという時には両者が絶妙のバランスでMAXパワーで爆発する。
歌声がギターサウンドを支える側に回ったり、混然一体となって襲い掛かるようなメタルも有って、それはそれで実に良きなのですが、こうした「ジャパメタ」に特徴的な構図というのは実に聴いていて気持ちが良いんですよね。
さぁさぁ、そうこうしている内にメタルサウンドの一番の美味しいところ。肉は霜降り魚はハラス。ギターソロのお時間がやって参ります。もしも、万が一、このSEX MACHINEGUNSのギタープレイというものをご存知ない方がおられたなら、心して括目して御覧ください。
これぞ日本のスーパーメタルバンドSEX MACHINEGUNS!そのサウンドはワールドクラスよ!
もう見てよ?聴いてよ?このギターソロ。最高でしょ?鼻血出るよね。
なんともリアリティ溢れる大人の色恋沙汰
タイトルからも解る通り、SEX MACHINEGUNSの多くの楽曲と同じくして、その歌詞もまぁ特徴的でありますよ。
しかし油断めされるな。SEX MACHINEGUNSの歌詞ってぶっ飛んでるよねー、面白いよねー、ウケる。そんなリアクションは、確かに演者の狙い通りではあるのだけれど。ただ面白おかしいだけではないのです。
一見すると馬鹿馬鹿しい、ちびっ子でも解るような言葉で綴られた彼らの歌詞の世界。彼らの音楽と同じように、その歌詞の世界にも味わい深さが込められておるのですよ。
さて、中年の皆様。会社?町内会?PTA?色々なコミュニティがありますが、その中で「愛人」「不倫」のような現実に、出会ったことはございますか?
秘密のつもりが公認
ばれているの、3年前
いつまで続く 期限切れまで…
ね?なんかめちゃくちゃリアルじゃありません?(自分の周りだけか!?)
ホントに隠せているつもりなんでしょうかね?あーいうの。普通にばれてるし、逆に「あそこはあれだから」と周りが気を使わざるを得ない公認状態。
しかも、なーがい。周りも解るレベルで普通に大喧嘩とかしやがるくせに、一向に切れないのよ。大抵どっちかが社会的、もしくは実務的な実権を握るポジだったりするもんだから、質が悪いし手に負えないし、大抵どっちかは「良い歳」なんすわ…もうやめとけよ、と呆れてしまうくらい。
こういうドロドロの愛憎劇というのは、大抵「当の本人達」の目線で描かれがちだけれど、この曲はちゃんと「俯瞰した目線」で愛人という現象を愛を持ってぶった切っている。これもまたある意味では彼らにしか出来ない犯行ですよねぇ。
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