【魚の気持ち_SEX MACHINEGUNS】個人的2023年ベストギターソロ曲!

SEX MACHINEGUNS

地獄の暴走列車は名盤あるあるにそぐわぬムーブ

SEX MACHINEGUNS25周年を飾る傑作アルバム「地獄の暴走列車」、発売されたのはもう先月のことになりますか。

「もうそんなに時間が経つの?あっという間だ」という気持ちと「もう随分と長い間、このアルバムと共に生きて来た気がする」という気持ちと、不思議な板挟みになっております。

「捨て曲無し」とか、「どの曲も素晴らしい」とか、アルバムの素晴らしさを語る言葉は様々ありますが、私にとっての「名盤あるある」なるムーブが有りまして。

①まず、アーティストが用意したリードトラックに一発KO。

②全体的に良い曲ばっかじゃねぇか!

③エンディングだったりバラードだったり、聴かせる曲に涙。

④そして、始めは「フック的な曲だな」と思っていた曲こそ一番の必殺曲では?←New!!

正に地獄の暴走列車がこれですよ。

①燃えろ!ジャパメタやべぇ。

②全曲レビュー出来ちゃうほど、全曲やべぇ。

③廃屋やべぇ、泣く。

④魚の気持ち…こいつが一番の必殺曲なのでは!?←New!!

地獄の暴走列車の中で1曲だけ聴ける時間があるとしたら、魚の気持ち一択な今日この頃。マジでやべぇっスよ、この曲。

やっぱりギターソロの力はえぐぃ食い込みですよ

この曲、とにかく全編通してカッコ良いし、あちこちに散りばめられたANCHANG節も素晴らしいのだけれども、その魅力をひとつだけ述べよ、と問われれば、やはりギターソロでしょう。

ギターソロのスタイルも、その好みも、実に様々だと思います。

どこまでも高速で駆け抜けて行く速弾きがたまらない。

ヒロイックでエモいサウンドに心を打たれる。

暴れるようにヘヴィでモダンな音が大好き。

ミドルテンポなブルージィなサウンドこそ至高。

多くの魅力を挙げて行けばキリがありませんが、その中でもこの魚の気持ちで披露されるギターソロは、自分の好みにこれでもか!というほど直撃しているのです。

1:54あたりから始まる前半部分は、どこかハロウィンやカイハンセンを感じさせる、ギターヒーロー感満載のプレイ。超高速プレイと言うよりは、しっかりと美味しいメロディせを聴かせてくれるタイプのギターソロですね。うんうん、よきよき。めちゃくちゃカッコいいね。

そう思っていたら、2:14あたりから一気にギアを上げて来るんすわ!

これぞSEX MACHINEGUNS!超高速でうねるようなサウンドが、低音から高音まで縦横無尽に駆け抜ける快感。

実際にプレイしている姿が目に浮かぶのだけれども、あまりに速過ぎて何をどうやって弾いているのか全く理解出来ないこの感じ。

時間としてはほんの僅かな時間、一瞬で駆け抜けて行くのにも関わらず、しっかりと音の展開が構築されていて、前半部から元の楽曲へと繋げていく構成も見事。

もうこのギターソロを聴きたくて聴きたくて仕方がない。そして素晴らしいギターソロというのは楽曲とも混然一体なわけで、楽曲全体として味わうことでその旨味が完成されるというものです。

初めにタイトル一覧だけ見ていた時はあれだけ不安しかなかったこの「魚の気持ち」という楽曲。まさかここまでの必殺曲になるとは…恐るべしANCHANG。

もちろん、様々な魅力も満載

大好きなギターソロについて散々語らせていただいたので、溢れて溢れて洪水を起こしている楽曲の魅力についても羅列させていただいて、お別れといたしましょう。

イントロからして囁くような「フィーッシュ」。つい口ずさんでしまいます。

魚の気持ち?そんなの魚にしか解らない、というパワーワード。カーラース~♬なぜ鳴くの~♬カラスの勝手でしょ~♬以来の衝撃。

ギターソロ前のSHINGO☆のベースを堪能しよう!の幸せな時間。いいぞ、もっとやれ。

平成のJ-POPで散々歌われた「Uh~Wow~」。その意味は「魚」だったことが令和にて判明。

魚の気持ち…ハマチの刺身…おん?韻?確かに語呂は気持ち良い…いやだ癖になっちゃう。

フライング・アロウ?マイケル・シェンカー?何が起きた?ごめん、もうおなか一杯ですわ。

ラストの結論は「ハマチ」でした。

お後が宜しい様で…

【SEX MACHINEGUNSについての記事はこちら】

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